過去問から学ぶ中小企業診断士合格講座 企業経営理論 第1次試験 H29


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社会人になって中小企業診断士を長年勉強しているけどなかなか身につかない、そんな診断士の壁に思い悩んでいる人も多いのではないでしょうか。その結果、中小診断士は難しいものと捉えるようになりどんどん診断士の学習から遠ざかっていきます。あなたがまず始まることは、中小企業診断士は難しいという考えを捨て、診断士の学習そのものを楽しむ姿勢を心がけることです。当サイトでは、楽しく学ぶ方法として過去問を使った中小企業診断士の学習を提案しています。

多角化を一層進めようとする経営者は、事業間の関連性パターンが集約型の場合、
範囲の経済を重視した資源の有効利用を考える。

事業間の関連性パターンが集約型の場合、共通の資源を利用できるため、範囲の経済を重視できます。

成長市場で競争優位の実現を期待できる「問題児」の選択と、
競争優位性を期待できないが資金流出の小さい「負け犬」事業の中で
市場成長率が低くとも高収益事業を選別することは重要である。

「問題児」事業に利益を投資することで「花形製品」事業への転換を図ります。
「負け犬」事業に高収益事業が存在すれば撤退しない選択もできます。

M&Aの準備段階では、
当事者の持つ研究開発、生産、販売などの重複部分や競合関係の明確化が重要であり、
準備段階でデューデリジェンス(duediligence)を開始して機能統合していく。

デューデリジェンスは、投資対象となる企業や投資先の価値やリスクなどを調査することです。

カンパニー制は、企業グループ内の個々の業態ごとに採用できるが、
同一業界でのカンパニーごとの個別最適を許容すればカニバリゼーションの助長につながりうる。

カニバリゼーションは、それぞれの売上を奪い合ってしまう現象を指します。

カンパニー制は、通常、多角化戦略によって事業領域を拡大する際、
不確実性の高い新事業を切り離して擬似的に別会社として独立させ、
本業や既存事業におよぼすリスクを軽減する。

カンパニーは事業体が法人格として独立しているわけではありません。

差別化した製品と標準的な製品の機能的な差が小さくなるほど、
差別化した製品を選好する顧客の割合は低下するが、
標準的な製品よりも高い価格を設定し、差別化した製品で高い収益性を確保しようとする場合、
できるだけ多くの顧客を対象とすると戦略上の矛盾を生み出す。

差別化した製品は、ターゲットとする顧客層の幅が狭くなるため、できるだけ多くの顧客を対象とすると矛盾が生じます。

規模の経済は、
産出量の増大に伴って単位当たりの製品を産出する平均費用を低下させるべく、
一度に数多くのアウトプットを産出するようにする。

規模の経済 一度にたくさん作ると製品1つあたりのコストが下がる
範囲の経済 複数の製品を1つの会社が作ればコストが下がる
経験曲線効果 同じ作業を何度も繰り返すと上手くなってコストが下がる

中小企業へ投資する投資事業有限責任組合では、
業務執行を伴わない組合員は、その出資額を限度として組合の債務を弁済する責任を負う。

投資家が出資額以上の責任を負うリスクがあると、投資家がリスクを嫌い、中小企業に資金を供給しずらい課題がありました。そのため、業務執行を伴わない組合員が負う責任を出資額にとどめる「投資事業有限責任組合」の制度を創設されました。

プロジェクトのある段階から次の段階への移行ごとに
チェックポイントを設けるステージゲート管理では、
移行可否の判断基準の設定や移行可否の権限が各段階に与えられている。

ステージゲート法は、開発プロセスを複数の「ステージ」に分割し、次のステージに進むにあたり、一定の要件がクリアできているかを評価する「ゲート」を設置します。最終的に、ゲートを通過した製品を市場へと投入します。

カフェテリア・プランは、多くの場合、
ポイント制によって福利厚生メニューを自主的に、また公平に選択できるようにしているので、
突発的な災害などの支援に活用できるメニューは盛り込める。

カフェテリアプランは、従業員が付与されたポイントの範囲内で、予め用意された福利厚生サービスの中から好きなものを選択できる仕組みです。

事業継続計画(BCP)では、事業停止の影響度を評価分析して、
業務の中断が許される許容期限を把握して業務の復旧優先順位を導くために
事業インパクト分析の実施が行われる。

事業インパクト分析は、不測の事態によって業務やシステムが停止した場合に、会社の事業に与える影響度を評価することを指します。

職務記述書や標準業務手続きなど、
一連の活動プロセスの外部にある情報処理メカニズムによって活動を制御する
オープンループ・システムは、成果の望ましさを評価するメカニズムを備えていないため、
管理者は組織構造のプログラム化された側面を評価する必要がある。

外部の基準によって活動を制御するオープンループ・システムは、プロセスが閉じずに進行し続ける、いわば垂れ流しの状態になります。

D. マクレランドの三欲求理論によれば、
報酬や社会的な成功よりも個人的な達成感を強く求める人は、中程度のリスクを好む。

他に、何事も自分の手でやることを望み、結果に対して迅速なフィードバックを欲しがります。

変化する環境下で直面する課題に即興的に対応するアドホクラシー文化では、
イノベーションと創造性が重視され、リスクを進んで取っていこうとする
企業家的なリーダーシップが求められる。 

アドホクラシーは、adhoc(臨時の)とcracy(制度)からの造語です。

組織アイデンティティは、
他者から自社がどう見られているかを映し出すとともに自社のイメージを他者に印象付け、
組織文化に埋め込まれると同時に組織文化の理解を表したものとなる。

組織アイデンティティは、「我々はどのような存在であるか?」という問いに対する答えです。