ケルセチンは文章表現の維持に役立つ
国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学は、玉ねぎのケルセチンが認知障害に伴い低下する認知機能のうちの表現の維持に役立つ機能があると報告しました。
被験者に玉ねぎ加熱粉末を12週間摂取させ、摂取前後の文章記述の点数を比較したところ、プラセボ食品に比べケルセチンを多く含む玉ねぎで有意な改善効果を認めました。
文章解析で、前向きな表現を示す形容詞の記述が増え、単語の繋がりのある記述が増えていることが分かりました。
玉ねぎに多く含まれるケルセチンは、ポリフェノールの一種で、活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
ケルセチンの摂取量が増えると、血中総コレステロールとLDLコレステロールが低くなります。
関連リンク
コメント