百人一首9番「花の色は…」を現代語訳する Japanese X Facebook コピー 2024.01.302024.02.01 スポンサーリンク 目次 花の色は うつりにけりな 徒に わが身世にふる ながめせし間まに花の色は移りにけりないたづらに世にふるながめせし間まに 花の色は うつりにけりな 徒に わが身世にふる ながめせし間まに 桜が色褪せて、我が身衰え、長雨で思いふけっている間のことです。 花の色は 花は桜のことです。 移りにけりな 移るは色褪せる、けりは過去の助動詞、なは詠嘆の終助詞です。 いたづらに むなしくという意味です。 世にふる ふるは経るで、時間が過ぎるという意味です。 ながめせし間まに ながめは、長雨とぼんやり思いにふける意味の眺めとの掛詞で、長雨で物思いにふけっている間にとなります。
コメント